2019年5月13日 時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)
平成31年4月1日に働き方改革関連法案が施行されたことにより、勤務間インターバル制度の努力義務が始まりました。
勤務間インターバルとは、勤務終了後、次の勤務までに一定時間以上の「休息期間」を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保し、健康保持や過重労働の防止を図るものです。
また、これとは別に、労働時間の客観的把握義務化も始まりました。 労働時間の客観的把握義務とは、健康管理の観点から、裁量労働制が適用される人や管理監督者も含め、すべての人の労働時間の状況を、客観的な方法、その他適切な方法で把握しなければならない、というものです。 これまで、出退勤を紙ベース等で管理していた企業は、この機会に勤怠管理用の機器等の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
労務管理用ソフトウェアや機器等を導入する際、時間外労働等改善助成金(勤務間インターバル導入コース)を利用すれば、その費用の4分の3を補助してくれます。 今年度は上限額が、例えば、新規導入で11時間以上のインターバルを取った場合、昨年度の50万円から100万円に引き上げられました。
なお、今年度の提出期限は11月15日(金)です。